梅花女子大学 児童文学科・こども学科同窓会Salut!

2023年度出版案内

スタート

作:楠章子
絵:みなはむ
出版:あかね書房
207p B6変型判

発行:2024年3月
定価:1,540円 (税込)
ISBN:978-4-251-04489-1

母から支配され祖母の介護の手伝いを強いられているシイ、古いアパートで母と新しい生活をはじめるイチ、自分の性への違和感でいじめられているサン、アルコール中毒の父との生活を息苦しく感じているムギ、幼なじみのシイの様子に目をつむり罪の意識を感じているナナ。生きづらさをかかえる五人の前に、猫をつれた怪しい男があらわれ、救いの手を差し伸べるが……。今すぐそこにある、子どもたちの物語。

オニのサラリーマン じごくのしんにゅうしゃいん

作:富安陽子
絵:大島妙子
出版:福音館書店
36p 26×27cm

発行:2023年12月
定価:1,760円 (税込)
ISBN:978-4-8340-8749-9

“じごく”が新入社員を大募集!

シリーズ第5弾は“じごく”に入社した新入社員のお話です。人間の世もオニの世も社員不足はみな同じ、ということで社員を募集したところ、鬼ヶ島出身のオニタローくんに羅生門出身のオニマロくん、男鹿半島出身のナマハゲくんが“じごく”に入社してきました。一般常識テストに職場体験、そして三途の川のお掃除もして、新オニ研修が終われば歓迎会が待っています。隠し芸を披露する新オニたちに、先輩オニたちもオニ太鼓でお返しです。

となりの魔女フレンズ(1) カギからはじまる、友だちの魔法

作:宮下恵茉
絵:子兎。
出版:Gakken
160p B6変型

発行:2023年12月
定価:1,210円 (税込)
ISBN:978-4-05-205852-3

帰り道、にじ色にかがやくカギをひろったカエデ。
落とし主らしい三つ編みの女の子のあとを追いかけると、
家のとなりの雑木林へと足をふみいれることに。
「おかしいな、こんなところに建物はなかったはず…」と
ふしぎに思いながらついていくと、
そこには初めて見るおうちがありました。
カエデのおとなりに引っ越してきたのは、なんと魔法使いの女の子…!?

人間のカエデと魔女のメイプル、
正反対なふたりの友情物語がはじまる!

1話10分 恋愛文庫

編:一般社団法人 日本児童文芸家協会
出版:新星出版社
208p 四六判

発行:2023年11月
定価:1,100円 (税込)
ISBN:978-4-405-07378-4

1話10分で完結するアンソロジーシリーズ第3弾!
読めば“キュン”の嵐 今回は「恋愛×スイーツ」のスペシャル企画!
超豪華! 大人気児童書作家さんたちが大集結!
ここだけで楽しめる、夢の共演です。
1話10分で完結するから、朝読書やちょっとしたすきま時間に最適!
小学3年以上の漢字にはふりがなつき。

〈目次〉
シュークリーム告白大作戦(秋木真)
プリンはそんなに甘くない(石川宏千花)
魔法使いとキャンディボンボン(天川栄人)
あまい宝石(あさばみゆき)
コンビニ王子のいちごさん(令丈ヒロ子)
チョコレート探偵(やまもとふみ)
恋するドーナツ(宮下恵茉)
鮮度が大事(松素めぐり)
まるくて、あまい(石崎洋司)

9時半までのシンデレラ

作:宮下恵茉
出版:講談社
192p 四六判

発行:2023年10月
定価:1,650円 (税込)
ISBN:978-4-06-533241-2

わたしにとって一番大事なのは、母に怒られないようにすること。
だけど、勉強や家の手伝いを、どれだけがんばっても、ほめてなんてもらえない。
どうしたら、お母さんはわたしを愛してくれるんだろう?

常に母の顔色をうかがい、苦しい毎日を送っていた中3の莉子は、
塾の帰り、長い黒髪の美しい少女・澪に出会う。
「あたりまえを強要されるのっておかしくない?」
学校に行かず、自由に生きる澪に莉子はひかれていく。
塾が終わると、駅前の「パレット広場」で澪と落ち合い、
夜9時半までのわずかな時間を一緒に過ごすようになった。
この気持ちに名前なんてつけられない。でも今は、澪といっしょにいたい。
かけがえのない存在となっても、莉子は澪に母との葛藤を言わずにいた。ところがある日……。

博物館の少女 騒がしい幽霊

作:富安陽子
出版:偕成社
366p 19cm×13cm

発行:2023年9月
定価:1,470円 (税込)
ISBN:978-4-03-814520-9

明治16年秋、博物館の怪異研究所で働くイカルは、突然の指名で、陸軍卿、大山巌とその婚約者、山川捨松の博物館観覧に同伴することになる。11歳で渡米し、大学卒業後に帰国した捨松の身の上を聞き、その聡明さと温かい人柄にひかれたイカルは、巌と捨松の結婚について、それぞれが仇敵である薩摩と会津の出身であることを根拠に、あらぬうわさが立てられていることに憤慨する。そんなある日、捨松の兄、山川健次郎が怪異研究所にやってくる。捨松と巌の結婚後、大山邸で続いている怪異現象について調査してほしいというのだ。所長のトノサマは、巌と亡くなった先妻との子どもの教育係として、イカルを大山邸に送りこむことを思いつく。

1話10分 感動文庫

編:一般社団法人 日本児童文芸家協会
出版:新星出版社
192p 四六判

発行:2023年9月14日発売予定
定価:1,100円 (税込)
ISBN:978-4-405-07373-9

ここは、とある町のはずれにあるちょっと不思議な古本屋。
あなたが読みたいと思う本が、きっと見つかります──。
1話10分で完結するアンソロジーシリーズ第二弾!
涙あふれる「感動」のお話を集めました。
・お母さんのクローゼットの奥で見つけたのは、紫色の小さな箱。
 はるか遠くで引っかかる小さな記憶。その箱を開けたときに──?
・六年生になる春休み、ママを交通事故で亡くした親友の芹奈。
 必死に“ふつう”であろうとするその姿に……。
・すべての天候がAIで管理されるようになった時代。
 突然の雨が織りなす、心あたたまるストーリー。
1話10分で完結するから、朝読書やちょっとしたすきま時間に最適!
小学3年以上の漢字にはふりがなつき。
井上林子さんの「冒険をはじめる朝」を収録。

ホオズキくんのオバケ事件簿(6)オバケは鏡の中にいる!

作:富安陽子
絵:小松良佳
出版:ポプラ社
134p A5変型判

発行:2023年9月
定価:1,430円 (税込)
ISBN:978-4-591-17909-3

担任の広沢先生の家にオバケが出る! 先生から相談された「4年1組のオバケ探偵団」のホオズキくん、おマツ、マサキは、調査に出かけるが、3人とも玄関の鏡の中にすいこまれてしまった……。そこはオバケがうようよしている森で、たどりついたのは、「内科・オバケ科 鬼灯医院」というオバケのための病院だった。院長先生は、ホオズキくんと同じ「鬼灯京十郎」と名乗り、ホオズキくんの名前を知ると、「わしの次にこの病院をつぐのは、おまえだ」といった!
オバケ探偵団に思わぬ転機が! 想像をこえる驚きの展開の物語。

そらうみ

作:富安陽子
絵:はぎの たえこ
出版:講談社
32p AB判

発行:2023年7月
定価:1,760円 (税込)
ISBN:978-4-06-532151-5

富安陽子氏とはぎのたえこ氏による、夏の絵本の傑作!
あつい、あつい夏の日。
坂みちをのぼると、おおきな入道雲がひろがっていた。入道雲のなかには、道がつづいていて、その先にまっていたのは、ふしぎなそらの世界だった。

ひみつの魔女フレンズ ふたりをむすぶトクベツな魔法

作:宮下恵茉
絵:子兎。
出版:Gakken
160p B6変判

発行:2023年4月
定価:1,210円 (税込)
ISBN:978-4-05-205728-1

人間界と魔法界、はなれたふたりをつなぐ、トクベツな魔法とは☆
カオルとルオカ、正反対なふたりのドキドキ友情物語シリーズ、ついに最終巻!!

〜6巻あらすじ〜
カオルのクラスに、「さやかちゃん」という転入生がやってきました。
カオルから、魔法界の「カヤサちゃん」とそっくりという話をきいたルオカは、人間界と魔法界のことがさらに気になります。
するととつぜん黒ねこがあらわれ、ルオカはあるひみつを知ることに。そのひみつとは……??

ふしぎ草子

作:富安陽子
絵:山村浩二
出版:小学館
192p 四六判

発行:2023年4月
定価:1,320円 (税込)
ISBN:978-4-09-289324-5

あやしくもふしぎな八つの物語
・もう使われていない古い音楽室からポローン、ポロンと、音が聞こえてくる。いってとびらを開けてみるとなんとそこにいたのは!?
・サッカーの朝練のために公園に行ったが、あたり一面霧に包まれていて何も見えない。蹴り込んだサッカーボールが霧の中に消えてしまい、怖くなって家に帰ろうとすると……。
・吹雪の中、温泉目指して車を走らせていると、どんどん道が狭くなって、どうにも身動きとれなくなり……。

読後ぞわぞわっとするふしぎな怖い話を8つ収録。

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