梅花女子大学 児童文学科・こども学科同窓会Salut!

2019年度出版案内

キミと、いつか。 星空の“ 願い ”

作:宮下恵茉 
絵:染川ゆかり
出版:集英社みらい文庫
176p 新書判

発行:2020年3月
定価:640円 (税別)
ISBN:978-4-08-321565-0

「バレンタインに本気のチョコをあげる相手がいない!」と嘆く夏月。莉緒と希星から、祥吾とクリスマスデートをしたくせにと言われてしまう。下校途中、夏月は、見知らぬ女の子・彩花と親しげにおしゃべりする祥吾の姿を目撃。もやもやした想いを拭えないでいたら、祥吾の家の老犬・ワン太郎に深刻な事態が―!?彩花の存在、ワン太郎の急変を経て、夏月はようやく自分の気持ちに気がついて…?

さくらの谷

作:富安陽子
絵:松成真理子

出版:偕成社
32p 26cm×22cm

発行:2020年2月
定価:1,300円 (税別)
ISBN:978-4-03-333000-6

かつて、わたしが一度だけ行ったことのあるふしぎな谷のお話です。
まだ山が枯れ木におおわれる春の手前、林の中の尾根道を歩いていたわたしは、のぞきこんだ谷を見ておどろきました。そこだけが満開の桜にうめつくされていたのです。
聞こえてくる歌声にさそわれてくだっていくと、谷底で花見をしていたのは、色とりどりの鬼たちでした。鬼なのに、ちっともおそろしいという気がしません。まねかれるまま、わたしは花見にくわわります。目の前のごちそうは、子どもだったころ、運動会の日のお重箱に母がつめてくれたのとそっくりです。
「かくれんぼするもの、このツノとまれ」
ふいに、一ぴきの鬼がとなえると、鬼たちはたがいのツノにつかまって長い行列になりました。列の最後の鬼のツノにつかまったわたしは、かくれんぼの鬼をすることになります。わたしは、林の中をかけまわってさがすのですが、なかなか鬼たちをみつけることができません。
そのうちに、だんだんふしぎな気持ちになってきました。わたしがおいかけているのは、ほんとうに鬼なのでしょうか。だって、いま、あの木のうしろにかくれたのは、わたしのおばあちゃんのようでした。こっちの木のかげには、おかあさんが。そこの木のうらには、おとうさんがかくれました。それは、みんな、みんな、もうこの世をさってしまった人たちなのでした。
でも、そうか。みんな、ここにいたのか。桜の谷であそんでいたのか──。
そうわたしが思ったとき、風がふきわたり、谷じゅうの桜がいっせいに花びらをちらします。
気がつくと、わたしはひとりぽつんと雑木林の中に立っていました。満開の桜はきえていましたが、ヤマザクラの枝さきに、大きくふくらんだ花のつぼみが見えました。どこかで、あの鬼たちの歌声が聞こえるようでした。

おもしろい話が読みたい! ゲキ恋!

作:有沢ゆう希 伊藤クミコ 緒川さよ 宮下恵茉 
絵:なま子 桜倉メグ 甘塩 コメコ kaya8
出版:講談社青い鳥文庫
224p 新書判

発行:2019年12月
定価:680円 (税別)
ISBN:978-4-06-518076-1

読んだら、あなたも恋してるー―
ある日とつぜん降ってきた劇的な恋。4人の作者が贈る4つの物語。
「龍神王子!」シリーズの宮下恵茉先生、「生活向上委員会!」の伊藤クミコ先生、そして、青い鳥文庫小説賞を受賞した有沢ゆう希先生、緒川さよ先生という豪華による、せつなくあまい恋物語!

音楽室のつくえに、らくがきをしたら……「音楽室の恋」。
学校中の男子をひざまずかせているわたしに、まさか!……「学校の姫」。
偶然の出会いが運命を変えていく……「可能性はゼロじゃない」。
公園で大失敗したわたし。事態は予期せぬ方向へ……「君はスイーツ」。

学園ファイブスターズ(2)仲間をさがせ

作:宮下恵茉
絵:kaya8
出版:講談社青い鳥文庫
192p 新書判

発行:2019年12月
定価:650円 (税別)
ISBN:978-4-06-518075-4

わたし遠藤マリナは、『聖ラヴィアン学園』の中1。イケメンの先輩や、カワイイ友だちに囲まれ、学費も食費も無料の寮で暮らす超豪華な日々……のはずだったのに。仲良しのモナミちゃんをはじめ、変わっていく同級生たち。イタチのようなへんな生き物「ギンイロ」は、岡崎アオイとわたしが「とくべつな力」をもつ、「選ばれしもの」だという。学園の陰謀をあばくというアオイとともに、残る三人の仲間を見つけて、友だちをもとにもどしたい! 仲間さがしをはじめたある日、学校のもつ山で、オリエンテーリングが行われることに。それは、アドバンスクラスがすべてを取り仕切る「競争」のための行事だった――。

キミと、いつか。伝えられない"言葉"

作:宮下恵茉
絵:染川ゆかり
出版:集英社みらい文庫
176p 新書判

発行:2019年11月
定価:640円 (税別)
ISBN:978-4-08-321537-7

シリーズ第12弾は琴音&あずみのWヒロイン♪ 
琴音編=朝読をきっかけに川野のことが気になりはじめた琴音。ある日、友だちから「川野くんのことが好き」と打ち明けられて…!? 
あずみ編=部活の仲間から「五十嵐くんに告白したい子がいるから協力して」とお願いされたあずみ。断りきれず、五十嵐のいる秘密の場所へむかい…!? 
友だちと同じ人を好きになってしまった2人の悩める恋の行方は?

カラスてんぐのジェットくん

作:富安陽子
絵:植垣歩子
出版:理論社
64p 21×18cm

発行:2019年11月
定価:1,300円 (税別)
ISBN:978-4-652-20349-1

カラスてんぐを知っていますか? 黒いつばさとくちばしをもったてんぐなんですよ。
ジェットくんは、しゅぎょう中の子どものカラスてんぐです。北のみねのてっぺんの学校で、
大てんぐ先生にともだち六人といっしょに、てんぐじゅつをならっています。
そんなある日、先生のお昼休み中にたいへんなことが起きて……?

三宅興子〈子どもの本〉の研究 3 日本の絵本の歴史

作:三宅興子
出版:翰林書房
272p A5判上製

発行:2019年10月
定価:3,800円 (税別)
ISBN:978-4-87737-443-3

イギリス文学・児童文学を専門とする三宅興子の〈子どもの本〉の研究の集大成。
3は、海外の絵本との比較を試み、日本における絵本の歴史を考える。
巻頭にカラー口絵も掲載。

三宅興子〈子どもの本〉の研究 2 イギリスの絵本の歴史

作:三宅興子
出版:翰林書房
240p A5判上製

発行:2019年10月
定価:3,200円 (税別)
ISBN:978-4-87737-442-6

イギリス文学・児童文学を専門とする三宅興子の〈子どもの本〉の研究の集大成。
2は、イギリスの絵本の歴史を鑑み、今日に至る絵本の成熟を考える。
巻頭にカラー口絵も掲載。

三宅興子〈子どもの本〉の研究 1 イギリスの子どもの本の歴史

作:三宅興子
出版:翰林書房
376p A5判上製

発行:2019年10月
定価:4,800円 (税別)
ISBN:978-4-87737-441-9

イギリス文学・児童文学を専門とする三宅興子の〈子どもの本〉の研究の集大成。
1は、イギリスの子どもの本を文化史的に捉え、作家・作品のそれぞれを考える。
巻頭にカラー口絵も掲載。

ホオズキくんのオバケ事件簿(2) オバケはあの子の中にいる!

作:富安陽子
絵:小松良佳
出版:ポプラ社
126p A5変型判

発行:2019年10月
定価:1,000円 (税別)
ISBN:978-4-591-16392-4

4年生の新学期、真先(まさき)のクラスにやってきたのは、鬼灯(ほおずき)京十郎という、かわった名前の男子だった。ぶあいそうで感じの悪い京十郎だが、鬼灯家が代だいオバケが見える家系だというひみつを真先に知らせる。
そして、数週間すぎたある日、真先は、同級生のチヒロから「ミナコちゃんがふたりいるの! ホオズキくんにたのんで、調べて!」とたのまれる。チヒロと京十郎は親どうしがおさななじみで、オバケが見える鬼灯家のひみつを知っていたのだ。
チヒロがミナコたちに会ったという公園にいった京十郎と真先は、ミナコとその友だちのコナミに会う。ふたりは、にているのを通りこして、まったく同じ姿をしていた! 京十郎は、ミナコがあるオバケにとりつかれていることを見ぬくが……。

かべのすきま

作:中西 翠
絵:澤野秋文
出版:アリス館
32p 30×21cm

発行:2019年10月
定価:1,400円 (税別)
ISBN:9784752009016

今夜はぼく、ひとり。
かべから出ている糸みたいなものをひっぱったら、あれ! かべのすきまができちゃった。
なんとそこから出てきたのは……大阪弁をしゃべるおばちゃんたち! 
夜のお留守番中に起こった、不思議で楽しいこととは?

日本全国ふしぎ案内(4) 菜の子ちゃんとマジムンの森

作:富安陽子
絵:蒲原 元
出版:福音館書店
144p 20×16cm

発行:2019年10月
定価:1,400円 (税別)
ISBN:978-4-8340-8506-8

シリーズ4作目の舞台は沖縄本島北部の山原(やんばる)。海辺に建つ小学校に現れた菜の子ちゃんは、四年生のユージとともに、マジムン(妖怪)のブナガヤが落としていったサンニンの葉っぱを拾って届けます。今夜は「マジムン月」の満月の夜。森のキーヌシー(木の精)たちが、百年に一度、この満月の下でいっせいに卵を産むのです。その前に海の門を開けるのが自分の役目だというブナガヤ。葉っぱは、そのための大切な鍵でした――。

夢の森のティーパーティー

作:富安陽子
絵:大庭賢哉
出版:偕成社
270p 20cm×14cm

発行:2019年9月
定価:1,300円 (税別)
ISBN:978-4-03-644110-5

信田家の子どもたち、ユイ、タクミ、モエには、重大な秘密がある。それは、三人のママが、じつはキツネだということ。ママの親族のキツネたちがやっかいごとをもちこむので、一家はしょっちゅうトラブルにまきこまれている。
今回は、ユイがお菓子の家≠フ夢を見たことからはじまる物語。ユイの夢に出てきたのは、森の中に建つとんがり屋根の一軒家。おとぎ話に出てくるようなかわいい家だ。その夢を見てから、ユイが体験するふしぎなできごと。一家にとってのトラブルメーカー、夜叉丸おじさんも夢の中に登場して、物語は思ってもみない展開に。

万人の父になる 佐竹音次郎物語

作:横山充男
絵:槇えびし
解説:浅井春夫
出版:学研プラス
176p A5判

発行:2019年8月
定価:1,500円 (税別)
ISBN:9784052050640

日本で初めて「保育園」と名づけた施設をつくり、明治-昭和時代にかけて、五千人の身よりのないこどもたちを救った佐竹音次郎。その一生は、ときに立ちどまり、ときに回り道もしながら夢に向かって挑戦しつづけた人生でした。

おくちのなか、みせて

作:楠 章子
絵:たなか ふみこ
監修:国立モンゴル医学・科学大学 歯学部客員教授 岡崎好秀
出版:Web絵本
https://8iku.com/

発行:2019年8月

野生動物にむし歯が見られないのはなぜでしょうか?
野生動物に学ぶ、歯の健康と生きるちから。

学園ファイブスターズ(1) 選ばれしもの

作:宮下恵茉
絵:kaya8
出版:講談社青い鳥文庫
208p 新書判

発行:2019年8月
定価:680円 (税別)
ISBN:978-4-06-516795-3

わたし遠藤マリナは、大人気の『聖ラヴィアン学園』に無事合格。なんの特技もないわたしだけど、この学園でモブキャラから脱出するんだ! 始まった超豪華な寮生活は夢のよう。でも、中間テストをきっかけに、仲良しのモナミちゃんが別人のように変わってしまった。同級生たちの様子もおかしいし……。そういえば入学式の日、『キヲツケロ』と正体不明の声が聞こえたけれど、関係あるのかな? その後も続く謎の声。聞こえるのはどうやら同級生の男子・岡崎アオイとわたしだけ。いったいなにが起こっているの?

キミと、いつか。 本当の “スキ”

作:宮下恵茉
絵:染川ゆかり
出版:集英社みらい文庫
176p 新書判

発行:2019年7月
定価:640円 (税別)
ISBN:978-4-08-321514-8

シリーズ第11弾は対照的な2人の女の子が主人公♪ 希星(きらら)編=小5のバレンタインをさかいに、気になる男子・古川と話せなくなってしまった希星。地味女子からの卒業を目指して家庭科研究会に入部するけれど…!? ゆうな編=クリスマスデートの直後に6人目の彼氏と別れたゆうな。冬休みの宿題をしに出かけた街の図書館で、幼なじみの歩夢(あゆむ)と再会して…!? 【“胸きゅん恋バナ”大募集】にお送りいただいた恋バナが物語になりました!

うそつきタケちゃん

作:白矢三恵
絵:たかおかゆみこ
出版:文研出版
127p 22cm

発行:2019年7月
定価:1,300円 (税別)
ISBN:978-4-580-82376-1

転校ばかりで、仲のいい友だちをあまりつくらないようにしているぼく。今度の転校先で出会ったタケちゃんは、うそばっかりつくお調子者だった。ある日、タケちゃんが「オバケと友だちになろう」なんて言い出して…。

かげパ

作:富安陽子
絵:しまだともみ
出版:ひさかたチャイルド
32p 29×22cm

発行:2019年7月
定価:1,300円 (税別)
ISBN:978-4-86549-177-7

青い月の夜、世界中の影たちが集まるパーティー、「かげパ」が開かれるという。「ねえ、僕の影、僕もかげパに連れてって」「君に頼まれたら、いやとは言えないね。だって僕は君で、君は僕なんだもん」夜の風みたいに冷たい影の手が、僕の手を握った。僕たちは、青い月の向こう側にある影の国をめざす。

タコやん

作:富安陽子
絵:南伸坊
出版:福音館書店
32p 26×24cm

発行:2019年6月
定価:1,300円 (税別)
ISBN:978-4-8340-8465-8

ある日、玄関のドアからヌルリンチョと入ってきたタコのタコやん。「あそびましょ」といわれ、しょうちゃんは仕方なく遊びはじめます。でもタコやんは、8本の足でゲームのコントローラーを操ったり、サッカーでも大活躍。「タコやん、すっげぇ!」。しょうちゃんも友だちもみんなびっくりです。かくれんぼも、伸びたり縮んだりお手の物のタコやんでしたが、そこへ、ガミガミおじさんと狂暴な犬がやってきます。がんばれ、タコやん!

オニのサラリーマン じごくの盆やすみ

作:富安陽子
絵:大島妙子
出版:福音館書店
36p 26×27cm

発行:2019年6月
定価:1,400円 (税別)
ISBN:978-4-8340-8467-2

地獄勤めのオニのお父ちゃん大奮闘の絵本第三弾。お盆になり、亡者たちの里帰りする日がやってきました。今日は地獄も年に一度の大掃除です。オニガワラ・ケンも甚平姿でご出勤。亡者がいなくなると、オニたちはブラシをかけたり、針山の針をぬいてみがいたり、時にはさぼったり。そしていよいよ「ちのいけじごく」のかい掘りが始まります。ところがオニガワラ氏、池の真ん中の深みに大事な金棒を落としてしまいます。さあ、大変!

イソップ絵本はどこからきたのか 日英仏文化の環流

作:加藤康子 三宅興子 高岡厚子
出版:三弥井書店
202p B5判

発行:2019年5月
定価:3,000円 (税別)
ISBN:978-4-8382-3350-2

日英仏のイソップ絵本を比較、その国ならではの絵と文章による表現の個性を堪能する。
【目次】
第1 部 「イソップ寓話」受容の歴史
『エソポのハブラス』(1593)から始まって多様な受容へ(加藤康子)
カクストンから動物画家の活躍の場へ、絵本へ(三宅興子)
「イソップ寓話」からラ・フォンテーヌの『寓話』へ(高岡厚子)
第2 部 日本の「イソップ絵本」から
講談社と小学館のイソップ絵本(加藤康子)
「金の斧、銀の斧」の神さまの姿―日本と英・仏の比較―(三宅興子)
第3 部 「イソップ寓話」500年のあゆみから
日本の狐の擬人化―江戸中期から明治初期の例―(加藤康子)
明治初期に翻訳されたイギリスの「イソップ寓話」二書をめぐって(三宅興子)
「イソップ寓話」の伝播をめぐって(高岡厚子)
座談会 イソップ寓話の国際比較と取り組んで―結論にかえて―
図版書誌

お母さんは、だいじょうぶ  認知症と母と私の20年

作:楠章子
絵:ながおかえつこ
出版:毎日新聞出版
111p 21cm

発行:2019年5月
定価:1,250円 (税別)
ISBN:978-4-620-32587-3

認知症=不幸せ、じゃないよ! 後悔と罪悪感を抱え、たくさん泣いてきた20年。
世の中は助け合いでまわっていると知って…。
実母の介護生活をエッセイ&4コマまんがで綴った書。

龍神王子!ドラゴン・プリンス(15)

作:宮下恵茉
絵:kaya8
出版:講談社青い鳥文庫
240p 新書判

発行:2019年4月
定価:680円 (税別)
ISBN:978-4-06-515354-3

「龍の宝珠」を前にした珠梨と王子たちの前に現れたのは、意外な人物だった! 明かされる衝撃の事実。とまどう珠梨と王子たちに、さらなる悲劇が……。はたして、龍王の代替わりは無事に行われるの? 大人気シリーズが、ついに完結します!
番外編も同時収録。図書館を舞台にしたせつない恋の物語。

こちら妖怪お悩み相談室

作:清水温子
絵:たごもり のりこ
出版:岩崎書店
200p 四六判

発行:2019年4月
定価:1,300円 (税別)
ISBN:9784265840199

小学生のリカは妖怪お悩み相談員。
妖怪の悲喜こもごもに向き合う日々の中、リカはある問題解決のため妖怪パレードを計画することに!?はたして成功なるか!?

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