梅花女子大学 児童文学科・こども学科同窓会Salut!

2018年度出版案内(卒業生著書14冊)

キミと、いつか。ボーイズ編 ぼくたちの“本音”

作:宮下恵茉
絵:染川ゆかり
出版:集英社みらい文庫
p192 新書判

発行:2019年3月
定価:640円 (税別)
ISBN:978-4-08-321491-2

シリーズ第10弾はイケメン男子4人が主人公の短編集☆ 
小坂編=麻衣と初めてのデート。小坂はプレゼントをなかなか渡せなくて…。
智哉編=莉緒が気になりはじめたのは、智哉のあるコンプレックスがきっかけで…!?
諒太編=あこがれの女の子・若葉の存在が、諒太に大事なものを気づかせてくれて…。
翔吾編=泣き虫な夏月をなんとか笑顔にしたいのに、なぜか翔吾は空回り…!?
あの瞬間、男子たちはどんなことを想っていたの?? 
言葉にできない本音を描きだすスペシャルな4編♪

じょうずな歯みがき

作:楠 章子
絵:ながおか えつこ
出版:くもん出版
32p A4変型判

発行:2019年3月
定価:1,500円 (税別)
ISBN:9784774327990

小学生になったら、幼児向けの歯みがきしつけ絵本から卒業しよう。歯に関する正しい知識がよくわかる絵本のシリーズです。
『じょうずな歯みがき』では、歯ブラシをえんぴつのようにもつことと、コチョコチョコチョと動かすことで、きれいにみがけることを紹介します。
グーでにぎって、ゴシゴシやっても、むし歯きんがいっぱいいるプラークはとれません。

歯いしゃさんはこわくない

作:楠 章子
絵:ながおか えつこ
出版:くもん出版
32p A4変型判

発行:2019年2月
定価:1,500円 (税別)
ISBN:9784774328003

小学生になったら、幼児向けの歯みがきしつけ絵本から卒業しよう。歯に関する正しい知識がよくわかる絵本のシリーズです。
『歯いしゃさんはこわくない』では、診察室のいろいろな道具や器材の名前と役割、「キュイーン」「シャー」「ゴボッゴボッ」といういやな音の正体、どんなふうに治療しているのかを紹介します。
上を向いて台にのり、口を開けて目をつぶっているから、よくわからないことを知れば、歯いしゃさんに行ってもへいきです。

妖怪一家のウエディング大作戦

作:富安陽子
絵:山村浩二
出版:理論社
168p A54変型判

発行:2019年2月
定価:1,300円 (税別)
ISBN:978-4-652-20302-6

七匹の妖怪たちは、七人家族になって人間たちが住む巨大団地にこっそり暮らしています。市役所につとめるヌラリヒョンパパをたずねてきたのは、タヌキのカップルでした。山からやってくるお客さん、タヌキ31ぴき、ケモノ12ひき、妖怪3びきがよろこぶ、涙と笑いの結婚式を妖怪一家がお手伝いすることになりました。

むし歯のしょうたい

作:楠 章子
絵:ながおか えつこ
出版:くもん出版
32p A4変型判

発行:2018年12月
定価:1,500円 (税別)
ISBN:978-4774327983

小学生になったら、幼児向けの歯みがきしつけ絵本から卒業しよう。歯に関する正しい知識がよくわかる絵本のシリーズです。
『むし歯のしょうたい』では、むし歯菌が穴を掘るからむし歯になるのではないことを紹介します。目に見えないむし歯菌は、歯と歯の間にくっついたねばねばのプラークにいるミュータンス菌といいます。ミュータンス菌が糖を食べて出す酸が、歯をとかしてしまうのです。

ハニーのためにできること

作:楠 章子
絵:松成真理子
出版:童心社
128p A5判

発行:2018年12月
定価:1,100円 (税別)
ISBN:978-4-494-02056-0

ふたばのおばあちゃんが亡くなって、ハニーという老犬を引き取ることになりました。
そうしなければ保健所などにつれていかねばならないので、ふたばがお母さんを説得したのです。しかし、やがてハニーは重い病気になってしまいました。獣医の先生に相談し、ふたばは両親とともにいっしょけんめい看護しますが、別れの時が近づいてきます。ふたばは、ハニーのために何ができるか必死に考えました……「命」を見つめる感動作。

ムギちゃんのパン

作:木戸まや
出版:オートバックスセブン
33p 10×11.1mm

発行:2018年12月
定価:600円 (税別)
ISBN:978-4-9910526-0-6

オートバックスセブンと梅花女子大学とアミーニのコラボ絵本。
子どもたちに、楽しく交通安全を知ってもらうための本です。
現在、東京のA PIT東雲のみで店頭販売中。
今後、オートバックスのECサイトで販売開始予定です。

龍神王子!ドラゴン・プリンス(14)

作:宮下恵茉
絵:kaya8
出版:講談社青い鳥文庫
208p 新書判

発行:2018年12月
定価:680円 (税別)
ISBN:978-4-06-514089-5

ついに「生まれ変わりの泉」を見つけた珠梨と王子たち。
ところが、あらわれた「龍の宝珠」は、龍王を選ばないまま。
再び「生まれ変わりの泉」にもどろうとしたものの、目印の桂の木が見つからない……。
いったい、どうなっているの?
同時収録の番外編は、もう一度登場させてほしいキャラナンバーワン、先代の玉呼びの巫女・ユナミさんが主人公。現龍王・金龍さんとの出会いと恋の物語です。

一ツ蝶物語

作:横山充男
絵:辻 恵
出版:ポプラ社
303p 四六判

発行:2018年11月
定価:1,500円 (税別)
ISBN:978-4-591-16038-1

少年が蝶に導かれて見た幻想は、さまざまな時代に生きたさまざまな人たち。彼らの生きたそのそばにあった「道」とは?

現代に生きる少年が蝶に導かれて見た幻想から、歴史の中で「道とは何か」を考えるきっかけを得られる作品。
「道」は交通の道であるが、情報の道でもある。そしてそこには人間の生と死、思想や思い、まさに人間の生き方が在る。
現代に生きるということは、さまざまな情報の道のスクランブルに翻弄されることでもある。本書から「翻弄されず」に「情報の道を自分で歩く」ための力を得てほしいと考えます。
また、物語を楽しみながら、歴史の教養も身につく1冊です。

サラとピンキー サンタの国へ行く

作・絵:富安陽子
出版:講談社
80p A5変型

発行:2018年11月
定価:1,200円 (税別)
ISBN:978-4-06-513534-1

今回のぼうけんは、サンタの国! ふたりをまっていたのは、思いがけないプレゼントでした! サラとピンキーがおくるゆかいなものがたり第4弾!

キミと、いつか。 夢見る“クリスマス”

作:宮下恵茉
絵:染川ゆかり
出版:集英社みらい文庫
192p 新書判

発行:2018年11月
定価:640円 (税別)
ISBN:978-4-08-321469-1

おさななじみの祥吾が野球の試合でケガしてしまい、心配な夏月。
ケガをかばいながら練習に打ちこむ祥吾を励まそうと、
夏月は“あるプレゼント”を思いつく。
ひょんなことからクリスマスイブを一緒にすごすことになったふたり。
夏月は妙に祥吾を意識してしまい、なかなかプレゼントを渡せなくて……。
おさななじみのふたりが急接近――!? 胸きゅんシリーズ第9弾!!

児童文学10の冒険 なぞの扉をひらく

編:日本児童文学者協会
出版:偕成社
250p 22×16cm

発行:2018年11月
定価:2,200円 (税別)
ISBN:978-4-03-539790-8

過去20年の日本児童文学のなかから、時代を反映した作品、文学賞を受賞した作品を精選したアンソロジー。なぞをテーマに4作品を収録。

解説 土居安子
香月日輪「地獄堂と三人悪と幽霊と」
那須正幹『お江戸の百太郎』から「お千賀ちゃんがさらわれた」
斉藤 洋『ひとりでいらっしゃい』から「信二のつり竿」
富安陽子『ムジナ探偵局 名探偵登場!』

ヘレン・ケラー

作:楠章子
絵:佐々木メエ
監修:東京へレン・ケラー協会
出版:学研プラス
148p A5判

発行:2018年10月
定価:950円 (税別)
ISBN:978-4-05-204899-9

【低中学年から楽しめる! 魅力満載の読み物伝記】
1歳半のときに病気にかかり、
目が見えなく、耳が聞こえなくなったヘレン・ケラーの伝記です。
おさないころから明るく前向きで、どりょく家のヘレンは、
やがて、世の中の苦しんでいる人たちをすくおうと活動をはじめます――。

童話作家のおかしな毎日

作:富安陽子
出版:偕成社
158p 20×14cm

発行:2018年9月
定価:1,500円 (税別)
ISBN:978-4-03-003450-1

偕成社のホームページに連載された「日々彩々」と「ききみみずかん」を中心にまとめたエッセイ集。愛してやまない家族のこと、不思議な縁で結ばれたお父さんとお母さんのこと、戦争を乗り越えた富安家の人々のこと、そして童話作家になったきっかけなど、童話作家富安陽子のルーツのすべてがわかるエッセイ集です。

まゆとかっぱ やまんばのむすめ まゆのおはなし

作:富安陽子
絵:降矢なな
出版:福音館書店
32p 27×20cm

発行:2018年9月
定価:900円 (税別)
ISBN:978-4-8340-8414-6

いつも元気で力持ちのまゆが活躍する人気シリーズ。今回のお話では、まゆがかっぱとすもうの勝負をします。ある日、沼のほとりでこがっぱのミドリマルと出会ったまゆ。二人ですもうの練習を始めますが、岩をも軽々と投げ飛ばすまゆにミドリマルはびっくりぎょうてん。他のかっぱたちも「なんだ?」「なんだ?」と集まってきます。そして最後に現れたおおがっぱのデッカマルと、まゆとですもうをとることに。この大一番、勝負はいかに?

オバケが見える転校生!

作:富安陽子
絵:小松良佳
出版:ポプラ社
142p A5変型判

発行:2018年9月
定価:1,080円 (税別)
ISBN:978-4-591-15979-8

春休みに親友がひっこしてしまって元気をなくしている真先に、人の形をした黒いかげがまとわりつき、話しかけるようになった……。そんな中でむかえた4年生の新学期、双子の鬼灯京志朗と京十郎が転校してきて、真先は京十郎と同じクラスになる。ぶあいそうで感じの悪い京十郎の印象は最悪。そして京十郎は真先に、自分はオバケが見える一族だと言うが……!?
★オバケが見える一族に生まれた鬼灯京十郎と、同級生の真先と、オバケたちをめぐる事件がミステリアスかつユーモラスに展開します。

凸凹(でこぼこ)くん

作:楠章子
絵:オカダケイコ
監修:国立モンゴル医学・科学大学
 歯学部客員教授 岡崎好秀
出版:Web絵本 http://8iku.com/book12/

発行:2018年8月

お子さまの奥歯は虫歯になりやすい?どうしてでしょうか。
絵本で学ぶ、新しい虫歯予防。

サラとピンキー たからじまへ行く

作・絵:富安陽子
出版:講談社
80p A5変型

発行:2018年8月
定価:1,200円 (税別)
ISBN:978-4-06-512054-5

今回のぼうけんは、たからじま! 
ふたりをまっていたのは、思いがけない出会いでした! 
サラとピンキーがおくるゆかいなものがたり第3弾!

龍神王子!ドラゴン・プリンス(13)

作:宮下恵茉
絵:kaya8
出版:講談社青い鳥文庫
187p 新書判

発行:2018年8月
定価:620円 (税別)
ISBN:978-4-06-512758-2

『生まれ変わりの泉』の手がかりを見つけるため、再び九頭竜川の源泉に行った珠梨と王子たち。すると突然、不思議な光が飛び出し、セイのピアスに吸い込まれた。これってまさか『龍の宝珠』? 思わぬところで最後の源泉のヒントを得て、いきおいづく王子たち。しかし、「邪の者」の気配が濃くなって……。

キミと、いつか。 本当の"笑顔"

作:宮下恵茉
絵:染川ゆかり
出版:集英社みらい文庫
192p 新書判

発行:2018年7月
定価:640円 (税別)
ISBN:978-4-08-321449-3

「クリスマス、どうする?」。2か月近くも先のイベントに浮かれている彼氏の諒太を、頼りなく感じている若葉。ある日、若葉は、諒太が辞めてしまった競泳をあきらめきれずにいると知って、本心を確かめようとしたけれど……!? 諒太にもう一度競泳に打ちこんでほしい若葉、若葉と過ごす時間を大事にしたい諒太――おたがいを想いあっているのに、気持ちはすれちがって……。胸きゅんシリーズ第8弾!

スマイル・ムーンの夜に

作:宮下恵茉
絵:鈴木し乃
出版:ポプラ社
274p 四六判

発行:2018年6月
定価:1,300円 (税別)
ISBN:978-4-591-15899-9

休み時間のたび、スマホ片手にトイレにこもる麻帆。
全身校則違反で周囲からういている沙羅。
なにに対しても心から興味を持てない翔太。
母の望むいい子を演じ続けているのぞみ。
窮屈でたまらないのに、どうしたらいいかわからない――。
もがきながら、新しい自分と居場所を獲得していく中学三年生。
ひりひりして、心ゆさぶられるYA小説。

絵本の冒険 「絵」と「ことば」で楽しむ

編著:小野 明
出版:フィルムアート社
232p B6判

発行:2018年6月
定価:1,700円 (税別)
ISBN:978-4-8459-1707-5

 イラストレーター、デザイナーなどのクリエイターたちの発想・想像力に影響を与える可能性のある絵本の世界。絵本に対する解釈と表現は今どうなっているのでしょうか 。
 本書には、本邦初となる五味太郎さんと荒井良二さんの対談のほか、tupera tuperaさんのインタビュー、梨木香歩さん(作家)、穂村弘さん(歌人)ら、絵本以外の分野で活躍する著名人の絵本に関するエッセイを収録。発想と創作について、また絵本の魅力について語っています。
 また「絵」と「ことば」の解釈方法を、絵本作家にとどまらず、分野を超えた多角的視野から探ります。現在、注目を集めている作家とその作品世界が与える影響、潮流、思想、今後の展望を一冊でコンパクトにまとめました。
 絵本を愛するすべてのよみ手と、感性を磨きたいこれからの創作者にとって必読の一冊。絵本という豊かな世界にかかわっている、絵本のすぐれたつくり手とよみ手の饗宴をじっくりお楽しみください。
 この一冊を読めば、絵本のことをもっと好きになるはずです。
香曽我部先生が一部執筆。

結び蝶物語

作:横山充男
絵:カタヒラシュンシ
出版:あかね書房
192p 四六判

発行:2018年5月
定価:1,300円 (税別)
ISBN:978-4-251-02001-7

中学生のあかりは、祖母の家で「二ツ蝶」の家紋に出会い、自分のルーツに興味を抱く。残っていた資料を調べたあかりは、滋賀の高宮神社、兵庫の生石神社、京都の下御霊神社を訪ね、その場でスケッチをしながら先祖に思いをはせると……。戦国時代の徳川家康と少女、古墳時代の石工職人と巫女、幕末から明治にかけての坂本龍馬と菓子屋の孫娘と、時空を超えた先祖たちの三つの物語を、子孫である主人公のあかりがつなげていく。

絵を読み解く 絵本入門

編著:藤本朝巳、生田美秋
出版:ミネルヴァ書房
312p A5判

発行:2018年5月
定価:2,600円 (税別)
ISBN:9784623081585

本書は、絵本の語法や美術表現をよく理解し、絵本の「絵」を読み解くための理論と分析を具体的な作品の読解を通して体系的、網羅的に解説する。古典的な作品と現代の作品に分けて、絵本の「絵」を中心に、絵本の読み解き方を、ユニークに、具体的に説明。絵本と絵本研究に関心のある人に役立つ一冊。
香曽我部先生が一部執筆。

[ここがポイント]
◎ 絵本の「絵」を読むために書かれた本邦初の絵本論。
◎ 古典的な作品と現代の作品に分けて、絵本の「絵」を中心に、絵本の読み解き方を、ユニークに、具体的に説明。
◎ 絵本を学ぶ人のための必須のサブテキスト。

カリガネ2

作:森みつ
出版:新潮社
159p B6判

発行:2018年5月
定価:580円 (税別)
ISBN:978-4-10-772075-7

伊達と柳生、さらに徳川家や豊臣家まで加わり、戦国の最期を迎える大戦が始まる! 伊達政宗の娘・五郎八姫と徳川秀忠の弟・松平忠輝の婚儀が招く悲運とは!? 友である豊臣秀頼の運命は!? 北の雄・独眼竜政宗と将軍家指南役・兵法家柳生宗矩。戦国最強の謀将が騙し騙され互いを利用する……。戦国ロビイスト漫画堂々完結!

菜の子ちゃんとキツネ力士

作:富安陽子
絵:蒲原 元
出版:福音館書店
144p 20×16cm

発行:2018年5月
定価:1,400円 (税別)
ISBN:978-4-8340-8403-0

シリーズ3作目の舞台は丹波篠山。今回菜の子ちゃんが現れるのはお城の敷地の中にある小学校です。瑠璃色の蝶オオムラサキに誘われて、菜の子ちゃんと地元の少女リカコが訪れたのは、キツネの殿様の婚礼を祝う相撲試合。地元の言い伝えにあるキツネのつわもの力士「まけきらい稲荷」の8匹は、あまんじゃこ力士の悪だくみで負け越しの大ピンチにおちいります。キツネ力士を救うため、山奥の天狗岩に向かった菜の子ちゃんとリカコが持ち帰ったものは……。

あのくも なあに?

作:富安陽子
絵:山村浩二
出版:福音館書店
24p 21×23cm

発行:2018年5月
定価:900円 (税別)
ISBN:978-4-8340-8391-0

空には毎日、いろんな雲が浮かんでいます。あのくもなあに? なんだろね。うっすらと空をおおうあの雲は、きっと、朝日がまぶしくて、ねぼすけ巨人が閉めたカーテン雲。ぽっかり浮かんだあの楕円形の雲は、天狗が休むざぶとん雲。ムクムクふくらむ入道雲は、竜の親子のすみかだよ……雲の形から、どんどん想像を広げていく絵本です。今日はどんな雲が出ているかな、と空を見上げるのが楽しみになります。

龍神王子!ドラゴン・プリンス(12)

作:宮下恵茉
絵:kaya8
出版:講談社青い鳥文庫
208p 新書判

発行:2018年4月
定価:620円 (税別)
ISBN:978-4-06-285692-8

もうすぐバレンタイン・デー。
九頭竜学園の七不思議のひとつに、『恋人の鏡』というのがあるんだって。数年に一度、バレンタインのころにあらわれる、その鏡の前で告白すると、二人は永遠に結ばれるって言うんだけど。コウさんに告白なんてできないし……。
そして、「生まれ変わりの泉」のヒントが、思いがけないところに……! 
手がかりをつかんだ珠梨と王子たちは、泉を見つけることができるの?

ビワイチ! 自転車で琵琶湖一周

作:横山充男
絵:よこやまようへい
出版:文研出版
176p 22cm

発行:2018年4月
定価:1,300円 (税別)
ISBN:978-4-580-82330-3

「ない。ひとつもない。」
春休みが明けた教室で、山本斗馬は困っていた。春休みにこれをした、と発表できるものがなにもないのだ。クラスのみんなからからかわれた斗馬は、自転車で琵琶湖を一周する、「ビワイチ」に挑戦することを決める。
斗馬と同じクラスの一太、ほかの小学校の3人の小学生5人は、サイクルショップの西原さん、インストラクターの遠藤コーチに見守られながらも、ビワイチに出発する。
スピードも体力もばらばらの5人は、ビワイチをしながら、徐々にチームとしてまとまっていく。
ビワイチに挑戦する5人の小学生と、おじさん2人の一泊二日の物語。

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