梅花女子大学 児童文学科・こども学科同窓会Salut!

INDEX

2013年度春季講演会のお知らせ 【あさのあつこ VS 富安陽子 子どもの本を語る】
「被災地の子どもに本を!梅花プロジェクト」経過報告
出版情報Part12
第4回あたらしい創作絵本大賞審査結果
第13回絵本制作展のご案内
梅花女子大学 第1回こども学科保育フェスタ
被災地の子どもに本を!梅花プロジェクト 第2期スタート! 
出版情報Part11
出版情報Part10
被災地の子どもに本を!梅花プロジェクト 報告
卒業生の連載情報
出版情報Part9
ブックトークが行われました
出版情報Part8
出版情報Part7
出版情報Part6
被災地の子どもに本を!梅花プロジェクト 
卒業生の連載が始まりました
出版情報Part5
『講演集 児童文学とわたし(3)』が刊行されました!
児童文学科創設30周年記念 絵本制作展&フォーラムのご案内
絵本・児童文学フォーラム2012 児童文学作家×児童書編集者 ブックトークのご案内
出版情報Part4
卒業生の雑誌掲載
出版情報Part3
第3回あたらしい創作絵本大賞の表彰式と合評会を行いました
絵本・児童文学フォーラム2012 作品紹介と勉強会のご案内
出版情報Part2
梅花こども・絵本・児童文学センター設置と同窓会規約改定のお知らせ
第3回あたらしい創作絵本大賞 表彰式と合評会のご案内
児童文学会・こども学会2012年度春季講演会
出版情報Part1

2012年度 おしらせ告知板

 

2013年度春季講演会のお知らせ 【あさのあつこ VS 富安陽子 子どもの本を語る】

旧児童文学科創設以来、本年で32回目となる恒例の春季講演会。
今回は『バッテリー』をはじめ数々の話題作を発表している人気作家あさのあつこさんを招き、本学こども学科教授・児童文学作家の富安陽子さんとの対談が行われます。
公的な場でのおふたりの対談は今回が初めて。出版界でも大きな話題を呼んでいます。
皆様ぜひご来場ください。

【あさのあつこ VS 富安陽子 子どもの本を語る】
日時:2013年5月11日(土) 13:00〜14:30
会場:梅花女子大学 澤山記念館講堂
入場:無料 申込不要

あさのあつこさん
1954年、岡山県生まれ。青山学院大学卒業。岡山市にて小学校の臨時教諭を勤めたのち、作家デビュー。1997年『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞受賞。1999年『バッテリー2』で第39回日本児童文学者協会賞、2005年『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞、2011年『たまゆら』(新潮社)で第18回島清恋愛文学賞を受賞。他に「テレパシー少女『蘭』事件ノート」シリーズ全9巻(講談社)、『THE MANZAI』全6巻(岩崎書店)、『NO.6』全9巻(講談社)、『時空ハンターYUKI』全2巻(カラフル文庫)など多数。

富安陽子さん
1959年、東京都生まれ。和光大学卒業。1991年『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)で第24回日本児童文学者協会新人賞、第40回小学館文学賞受賞。1997年『小さなスズナ姫』(偕成社)全4巻で第15回新美南吉児童文学賞、2001年『空へつづく神話』(偕成社)で第48回産経児童出版文化賞。2002年『やまんば山のモッコたち』(福音館書店)でIBBY文学作品オナーリスト。2011年『盆まねき』(偕成社)で第49回野間児童文芸賞、第59回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。2011年度より梅花女子大学児童文学科・こども学科教授。

2013年3月12日
 

「被災地の子どもに本を!梅花プロジェクト」経過報告

東日本大震災から2周年となった3月11日、第2期分としてお贈りいただいた子どもの本、合計468冊を、宮城県内の5つの施設に発送しました。
今日は大学院児童文学専攻の院生やこども学科の学生10名が集まり、発送作業を進めてくれました。
本をお贈りいただいた皆様、ありがとうございました。
被災地の子どもたちのことを忘れないで、これからも定期的に募集したいと考えております。
今後ともよろしくお願いいたします。

また、「被災地の子どもに本を!梅花プロジェクト」の概要と経過報告が、子どもの文化研究所発行「子どもの文化」2013年3月号に掲載されました。
画像をクリックして、拡大画像でご覧下さい。
【1】                     【2】
 

2013年3月12日
 

出版情報Part12

     

『フランス児童文学のファンタジー』(大阪大学出版会) 作:石澤小枝子・高岡厚子・竹田順子
大人も魅了するふしぎの世界。
赤ずきん、眠れる森の美女などの「昔話」や「伝説」「妖精物語」から「現代のファンタジー」まで、フランスのさまざまな物語がつむぐふしぎと驚き。
現実の中にひそむもう一つの世界(ファンタジー)に心を遊ばせてみよう。
#france-fantasy

『天の磐笛(あまのいわふえ) 第一巻』(藍象舎 電子書籍Kindle版) 作:横山充男
あの『水の精霊』から八年。時代はさらに混迷を深め、世界は文明の行き詰まりに喘いでいる。
そんな現代を舞台にして、人間の作りあげた文明の根幹に迫る物語が電子書籍として上梓された。
横山充男が放つ新たな大長編第一巻目である。
『水の精霊』の姉妹編ともいえる本編は、高校生の主人公が、古代史の謎を解きながら人間の観念の本質である言霊や音霊に迫っていく。
電子書籍Kindle版。全四巻。 『天の磐笛』公式サイトhttp://amanoiwafue.com/
#amanoiwafue1

『天の磐笛(あまのいわふえ) 第二巻』(藍象舎 電子書籍Kindle版) 作:横山充男
この国の根っ子には、何かとんでもない呪いがかけられている。それは驚くほど単純で、ゆえに誰も気がつかないほど日常化しており、しかも地中深く根をはっていて強い。しかしその根っ子が、明らかに根腐れしはじめている。
その顕著なきっかけとなったのが、大震災と原発事故であった。
いや、その呪いと根腐れは、この国だけではない。あきれるほど単純で、しかも日常化しているそのとんでもない「呪い」は、現代の文明を築きあげてきた世界の根幹にもかけられている。主人公石上琅は、ひそかにそのことに気づきはじめていた。
#amanoiwafue2

『つかさの中学生日記 ポニーテールでいこう!』(ポプラポケット文庫) 作:宮下恵茉 絵:カタノトモコ
元気で素直がとりえのつかさ、中学1年生。小学校までは友だち関係でなやんだことなんかなかったのに、中学に入ってからは、なぜかいろいろうまくいかない…。
親友の杏奈は私立に行っちゃったし、有名な気の強い女子にはにらまれちゃうし。
わいわいできる友だちを作りたいだけなのに〜。
波乱に満ちた、つかさの中学校生活がスタート。
#ponytail

『恋する王子と古(いにしえ)の王者』(ビーズログ文庫) 作:小椋春歌 絵:加藤絵理子
ヴァルダンの王太子サウルに、「君はモニカのために死ぬ」と不穏な言葉をかけられたアレクは、早々にカゼルラに帰国することを決める。「帰ったらすぐに婚約式を挙げましょう!!!」と意気込むアレクに、たじろぐモニカだったが、最後は潔く(!?)彼の思いを受け取ることに。
そして、カゼルラの客人を送るために開かれたパーティ当日。なぜかモニカの姿がなくて……!?
変態王子、ぼう然自失の第7弾!! 
#koisuruouji7

『スコットランド民話集 ―世界の果ての井戸―』(朝日出版社)
編著:ノラ&ウィリアム・モンゴメリー 監訳:鵜野祐介

英国スコットランドの民話は語り手から次の語り手へと、ずっと長い間受けつがれてきました。最初のわずかな言葉だけで、聞き手や読み手はまるで呪文をかけられたかのように、人魚と人間、アザラシと船乗り、怪物と王女が、結婚もすれば変身もする、魔法の王国に引き込まれていくのです。
本書には、卓越した詩人にして民俗学者のモンゴメリー夫妻が、スコットランド各地から集めた膨大な口承・書承の資料に基づいて再話した53編の民話が収められています。1956年に原典初版が出版されて以来、この民話集はストーリーテリングに関心を持つスコットランドの人びとにとっての「古典」となっています。平明かつドラマティックな言葉で語られる53の物語は、日本人の心をも躍らせるに違いありません。
鵜野先生が院生4名と一緒に翻訳を行った成果ですので、是非ご覧下さい。
#scotland

2013年3月10日
 

第4回あたらしい創作絵本大賞 審査結果発表

2月18日、梅花女子大学において、第4回あたらしい創作絵本大賞の審査会が行われました。
長野ヒデ子さん(絵本作家)、みやざきひろかずさん(絵本作家)、富安陽子さん(本学教授・児童文学作家)、宮下恵茉さん(児童文学作家)、香曽我部秀幸(本学教授・絵本研究者)の審査員5人による熱心な討議の末、大賞1点、佳作5点が、以下の通り決定しました。

■大賞
「なぜか、ちくわは、得意げです」 大橋 正教

■優秀賞 なし

■佳作(作品受付順)
「リリちゃんのミシン」 あまもと きりん
「いつまでだっておきてるこ」渡辺 万由美
「ハロ・ハロ・ハロウィン」 さく・りょう  え・やました まさこ
「ぴぴちゃん」金尾 美保子
「こびとのカービー」田中 奈央

審査員の先生方による講評など、くわしくは、審査発表のページをご覧下さい。
第4回あたらしい創作絵本大賞審査結果

2013年3月04日
 

第13回絵本制作展のご案内

日時:2月14日(木)〜19日(火) 10:00-19:00(最終日17:00)
場所:茨木市立ギャラリー (阪急茨木市駅ビル ロザヴィア南館2F)

今年度の卒業制作作品を中心に、
学生たちの今年一年間の研鑽の成果を展示いたします。
ぜひご来場ください。

2013年2月12日
 

梅花女子大学 第1回こども学科保育フェスタ

来たる3月24日(日)13時より、K棟2階の保育実習室「こうめ」におきまして、「こども学科第1回保育フェスタ」を開催いたします。

日時:3月24日(日)13:00〜14:30
場所:K206保育実習室こうめ

ペープサート「どんぐりころころ」
エプロンシアター「おおきなかぶ」「みつけた」
おはなし会
うんどうあそび「バナナくんたいそう」

こども学科の学生たちが1年間の学びの成果としての、ペープサートやエプロンシアター、運動遊び、絵本読み語りなどを行います。
すてきな手作りプレゼントもご用意しておりますので、ぜひお子様とご一緒にお越しください。
また、当日はオープンキャンパスの日でもあります。保育園や幼稚園の先生を目指す高校生の皆さんもどうぞご参観ください。

ご連絡は、こども学科藤井先生まで。072-643-6221。

2013年2月12日
 

被災地の子どもに本を! 梅花プロジェクト 第2期スタート!

梅花こども・絵本・児童文学センターでは東日本大震災の被災地(復興地)の子どもたちに本を届ける標記プロジェクトを昨年11月に実施し、約800冊の図書を宮城県内5か所の施設(図書館・児童館・保育園)にクリスマスプレゼントとしてお贈りして、感謝のメッセージを多数寄せていただけました。
(写真は亘理町中央児童センターより。クリックで拡大表示)

そこで、震災2周年となる3月11日を前に、第2期の募集をスタートさせたいと思います。
2月28日を締切とします。
絵本・童話・児童文学・ファンタジーなど、乳幼児から中高生まで幅広い年齢層の子どもたちが対象です。
中古図書でも結構ですので、できればひとことメッセージを書いたカードなどを挟み、透明なビニール袋に入れて、B棟1階総務の真田さんまでお届けください。

卒業生の方はセンター幹事・鵜野あてにご郵送願います。
〒567-8578 大阪府茨木市宿久庄2丁目19-5
梅花こども・絵本・児童文学センター 鵜野祐介

よろしくお願いいたします!

 

2013年2月5日
 

出版情報Part11

 

『ガチャガチャ☆GOTCHA!―カプセルの中の神さま』(朝日学生新聞社) 作:宮下恵茉 絵:宮尾和孝
街角で見かける「カプセルトイ」。
いろんな種類があるけど、最近、「願いをかなえてくれる神さま」なんていうのも、あるらしい。
字がうまくなりたい、友だちがほしい、足が速くなりたい――。
それぞれ悩みをかかえている小学生の智美、大志、瞬人、あゆみ、悠人は、 商店街の片隅で神さまの入ったカプセルトイを見つける。さて、彼らの願いはどうなる?
朝日小学生新聞の人気連載小説の書籍化!
#gacha

『妖怪一家の夏まつり』(理論社) 作:富安陽子 絵:山村浩二
化野原団地の東町三丁目B棟地下12階に住んでいる七人家族の妖怪一家。
やまんばのおばあちゃんが団地の「夏まつり実行委員会」の委員長に選ばれたしまったので、さあ大変な事に。
盆踊りのやぐらをたてるために、決して動かしてはいけないと言われていた封印の石をどかしてしまったことで起こる大騒動。今回も目が離せない妖怪一家の物語です。
#youkai-natumaturi

2013年1月23日
 

出版情報Part10

昨年第28回ニッサン童話と絵本のグランプリ童話部門で大賞を受賞された、児童文学科卒業生の瀧下映子さんの作品が出版されました。
ユニークなお話とあたたかみのある絵がたのしい絵本です。皆様ぜひご覧下さい。

『ぐうたら道をはじめます』(BL出版) 作:たきしたえいこ 絵:大西ひろみ
ソファでうとうとしていた真由は、お母さんにぐうたらしないよう注意されます。
買い物に出かける両親を見送り部屋にもどると、そこには白いねこが!
本当の「ぐうたら」を教えてあげるというねこに、真由は指図されるがまま……。
第28回ニッサン童話と絵本のグランプリ童話大賞受賞作。
#guutara

2012年12月26日
 

「被災地の子どもに本を!梅花プロジェクト」報告

「被災地の子どもに本を!梅花プロジェクト」は11月30日に受付を終了し、こども学科の学生有志によってリストの作成、5つの施設への仕分け・梱包の作業が行われ、12月17日に発送いたしました。和書・洋書合わせて798冊もの本が学生・教職員・卒業生の皆様から寄せられました。また、児童文学・絵本作家の本学教員・卒業生、富安陽子先生、宮下恵茉(山下三恵)先生、井上林子さんのサイン入り色紙と、こども学科学生たちのメッセージ入り色紙も同封しました。

送り先の5つの施設・機関はいずれも2012年8月上旬、児童文学科卒業生の鈴木穂波さん・森山(旧姓松岡)千代さんとセンター幹事・鵜野祐介が訪問して、職員の方の誠意と熱意に心打たれた場所です。(詳しくは、子どもの文化研究所「子どもの文化」2012年12月号に掲載された鈴木さんのエッセイ「はじめて訪れた被災地での「おはなしボランティア」をお読みください。)
・宮城県仙台市宮城野区 宮城野児童館
・宮城県牡鹿郡女川町 女川つながる図書館
・宮城県仙台市若林区 沖野マイスクール児童館
・宮城県亘理郡亘理町 中央児童センター
・宮城県石巻市 井内保育所 

発送の翌々日、先方の職員の方から、図書到着のご報告と共に「最高のクリスマス・プレゼントになります!」とのお言葉を頂戴しました。私たちの想いも一緒に届いたようでとても嬉しかったです。皆様ご協力ありがとうございました。一回きりで終わるのではなく、継続することが肝心です。時期を見て第二弾を実施したいと思っておりますので、その折にはまた是非ご協力のほどお願いいたします。

なお、今回の図書発送料は、今年5月26日に開催しました「故松野(小林)正子先生を偲ぶ会」(児童文学科主催)の収益金より充てさせていただきました。この収益金の使途については松野先生のご遺族から一任されており、今回のような使い方が先生に一番喜んでいただけるものと確信しております。ただし今後もずっと活動を継続させていくためには何らかの基金を設ける必要があり、運営面でもご支援・ご協力を仰ぐことになるかと存じますが、その節は何とぞよろしくお願いいたします。

2012年12月26日
 

卒業生の連載情報

2013年元日から、「毎日新聞」の「読んであげて」コーナーに、児童文学科卒業生・井上林子さんの童話「たこさん あらわる」が連載されます。
期間は2013年1月1日〜1月31日(1/2のみ休刊)。30回連載です。
http://mainichi.jp/feature/yonde/でも読むことができます。
皆様ぜひお読みください!

2012年12月12日
 

出版情報Part9

  

『シノダ! 消えた白ギツネを追え』(偕成社) 作:富安陽子 絵:大庭賢哉
信田家にやってきたお客様、九尾婦人のたのみで白ギツネをさがすことになったユイとタクミは、雲にのって夜の町に飛びだした。
#shinoda-kieta

『恋する王子と逆転の花嫁』(ビーズログ文庫) 作:小椋春歌 絵:加藤絵理子
変態王子一行、禁城ヴァルダンで大・騒・ぎ!?
モニカとアレクに加え、アレクの弟エリオもヴァルダン王城に到着。そこでモニカは、カゼルラ王国で出会った従者のレオが女性で、しかも行方不明のローレンシア姫だったと知り驚き!!! 婚約者のライと結婚したくないから逃げ出した、という話に違和感を覚えたモニカは、ライと彼女が抱える秘密を聞き……!? 「殿下、まさか俺にあれをやれ、と−−?」有能なアレクの侍従マーシュも頑張る第6弾!!
#koisuruouji6

『魔女じゃないもん!3 リセ&バンビ、危機一髪!!』(集英社みらい文庫) 作:宮下恵茉 絵:和錆
「魔女修行しろ」というミュウミュウやバンビをうるさく思っていたリセ。
新たな友達、ランちゃんと出会うが、ある日、「いやな人は消してあげようか」と突然言われて……!?
#majojanai3

2012年12月12日
 

ブックトークが行われました

11月23日(金)、絵本・児童文学フォーラム2012として、児童文学科卒業生である児童文学作家の楠章子さんと、あかね書房編集者である榎一憲さんによるブックトークが行われました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
関西では、なかなか編集者にお話をきく機会がありませんが、新しい作家や画家をどのように見出していくのか、作った本をどのように販売・流通していくのかなど、企画する側のお話や制作にまつわる裏話的な内容も聞くことができ、たいへん参考になったと思います。
児童文学科同窓会では、今後もこのような企画を継続していきたいと思います。どうぞ引き続き、ご参加ください。

2012年12月12日
 

出版情報Part8

   

『わがはいはのっぺらぼう』(童心社) 作:富安陽子 絵:飯野和好
のっぺらぼうの朝はきゅうりのパックで始まります。何せつるつるの肌が命ですから。
メイクでとびきり美人に変身したら、夕闇の町にくり出します。人間を驚かすのが、のっぺらぼうの仕事。
くらーい四つ辻で待ち構えて、通りかかった人間に向かって「バア!」と飛び出すと……「ギャー!」!?
お気楽ゆかいな おばけの一日。好物ははんぺんステーキ!?
のっぺらぼうの妖しい怖さと、滑稽な面白さ、両方楽しめる一冊です。
#nopperabou

『なに、たべたの?』(WEB絵本) 作:楠章子 絵:オカダケイコ
“ドライマウス”の原因は実は意外なところに…。
“お口”の中がいつも乾いている、“マウス”のおはなし、はじまりはじまり。
#nanitabetano

『あたし ゆきおんな』(童心社) 作:富安陽子 絵:飯野和好
北風が山をふきぬけ…白い影がふわりとたなびくと、ほうら、ゆきおんなが生まれるんだよ。
冷たいひとみは青く輝き、唇は雪にさくさざんかみたいに赤い。ゆらゆらと音もなく、闇の中を一人で行くんだよ。
ある夜…。
#yukionna

『シノダ! 樹のことばと石の封印』(新潮文庫) 作:富安陽子
「どうして、ひきだしの中に、林が見えるの?」
そう言ってのぞきこんだ友達が吸い込まれた! 追うユイとモエが目にしたのは石にされた友達。
一方、タクミはもじゃもじゃヒゲの男につかまって……。3人が立ち向かうのは、見た者を石に変える恐ろしいオロチ。
果たして呪いは解けるのか? 
人間のパパとキツネのママを持つ3きょうだいが活躍する大人気シノダ!シリーズ第二弾。
#shinoda-kinokotoba

2012年11月22日
 

出版情報Part7

 

『かいじゅうのさがしもの』(ひさかたチャイルド) 作:富安陽子 絵:あおきひろえ
長い間、押し入れの中にしまわれ、持ち主から忘れられたぬいぐるみの怪獣は、自分に何か足りないものがある気がしていました。その何かをさがそうと家を出たけれど、さがしものって、いったい――?!
外の世界へ飛び出した怪獣は、川にはまって水浸しになったり、さがしもの名人のアリやカラスに翻弄されたり。しかし、あるとき一人の男の子と出会い…。
#kaijuu

『10分で読めるすいり・たんていの話』(学研教育出版)
作:あさのあつこ 富安陽子 花形みつる 藤野恵美  訳:芦辺拓 加納一朗

10分で読める、すいりやたんていの物語を集めた短編集。
あさのあつこ、富安陽子、花形みつるなど今活躍中の作家の作品から、コナン・ドイル、エドガー・アラン・ポーなどの名作まで、幅広く楽しむことができる。小学校中学年向け。
#suiri

2012年11月01日
 

出版情報Part6

  

『ムジナ探偵局(8) 学校の七不思議』(童心社) 作:富安陽子 絵:おかべりか
源太の通う双葉小学校で、つぎつぎと不可解な出来事が起こった。
事件の現場には必ず、白い花。その花が示す双葉小の秘密とは…!?
#mujina8

『ふたつの月の物語』(講談社) 作:富安陽子
美月(みづき)と月明(あかり)、名前に月を宿すふたりの少女が出会うとき、
湖底に沈んだ大口真神(おおくちのまかみ)の伝説がよみがえる。
野間児童文芸賞受賞作家、富安陽子の新境地!
#futatunotuki

『小さな命と あっちとこっち (古道具ほんなら堂2)』(毎日新聞社) 作:楠章子 絵:日置由美子
訪れる人の願いを、みたこともない品物で叶えてくれる不思議な古道具屋さん「ほんなら堂」。
命をテーマに綴られる珠玉の四編。人気シリーズ第2弾。
#chiisananochi

2012年10月24日
 

被災地の子どもに本を!梅花プロジェクト

このたび梅花こども・絵本・児童文学センターでは、学生委員が中心となって「被災地の子どもに本を!梅花プロジェクト」を立ち上げることになりました。

きっかけは2012年8月上旬、本センター幹事の鵜野が、児童文学科卒業生の鈴木穂波さん、森山(旧姓松岡)千代さんとともに宮城県内5つの児童館や図書館を訪れ、おはなし会や座談会などに参加したことでした。
その際、大きな市町村や話題に上った地域とそうでない地域との間に、これまで届けられた図書の数に大きな格差があること、また絵本や幼年向けの作品に比べて小学校高学年や中学生向けのYA文学やファンタジーの数が少ないということ、そして現在も、絵本や幼年向けのものも含めて絶対数が足りないので、本を贈ってもらえるととても有難いということを伺いました。帰阪後、鵜野が何人かの学生に図書寄贈の企画を提案したところ、自分たちもぜひ協力したいとの声が挙がり、「被災地の子どもに本を!梅花プロジェクト」を立ち上げることになった次第です。
どうぞ皆様、ご協力ください。

・募集期間:2012年 10月22日(月)〜 11月30日(金) *クリスマスまでにお届けします。
・呼びかける対象:本学学生・大学院生、卒業生、教職員
・図書の種類:絵本、童話・児童文学作品、ファンタジー、YA文学作品。文庫版も可。
 *新品、または書き込みなどがなく傷みが少ない中古本。

D棟4階こども学科コミュニティルームとB棟1階総務窓口に置いてある絵本制作絵はがきなどのカード(お手元にある葉書サイズのもので構いません)に、「被災地の子どもに本を!梅花プロジェクト・(ひとことメッセージ)・(お名前)・梅花女子大学○○学部○○学科○年/梅花女子大学卒業生/梅花女子大学教員/梅花女子大学職員等」を記したものを添えてご提出ください。
(右図参照)
ひとことメッセージとお名前については任意とします。また、できれば透明のビニール袋などに入れて、開封したままでご提出ください。
複数冊の場合、冊数分のカードを添え、1つの袋に入れてご提出ください。

・受付窓口
☆教職員・卒業生:こども学科教員に手渡すか、B棟1階総務部の特設箱に入れてください。
☆学生:こども学科教員か、梅花こども・絵本・児童文学センター学生委員 [3年:東井・田中真央・中村・秦、2年:岩・四釜・中谷・中矢・広瀬、1年:猪野・尾家・枡岡・諸藤]まで手渡してください。

※郵便・宅配便での送付も可能です。以下の連絡先宛までお送りください。
 〒567-8578 大阪府茨木市宿久庄2-19-5
  梅花こども・絵本・児童文学センター幹事 鵜野祐介
  e-mail:uno@baika.ac.jp fax:072-643-7997 tel:0720643-6221(代)

・贈り先
(1)仙台市沖野マイスクール児童館 (2)仙台市宮城野児童館 (3)亘理町中央児童センター 
(4)石巻市立井内保育所 (5)女川町勤労青少年センター2階「女川つながる図書館」  
*図書リストを予め先方に送り、所蔵図書とできるだけ重複しないように分別します。

★11月11日(日)の児童文学科創設30周年記念フォーラムの席上、鵜野・鈴木・森山がアピールを行います。また、この日に本を持ってきていただいても結構です。
皆様どうぞよろしくお願いいたします。

2012年10月17日
 

卒業生の連載が始まりました

雑誌「本の時間」2012年10月号より、楠章子さんの連載がふたたび始まりました。
「古道具ほんなら堂のつづきの話」。今号のお話は「子とり」です。
「本の時間」は大型書店のレジ横などで無料配布されています。
是非ご覧下さい。



2012年10月13日
 

出版情報Part5

  

『絵本をよむこと 「絵本学」入門』(翰林書房) 編著:香曽我部秀幸 鈴木穂波
絵本がどのように発展してきたのか、その歴史をひもとき、絵本の「いま」を考える。
また、国内外の代表的な絵本作家の作品を読み解きながら、絵本という独自の芸術表現についても考察する。絵本の過去・現在・未来を一望できるとともに、「絵本をよむ」ことを楽しみながら「絵本」とは何かを考えることができる一冊。
こども学科の香曽我部秀幸教授と鈴木穂波非常勤講師の編著。執筆者には本学大学院修了生の前田梨花さんと豊川紗衣子さんも加わっています。
#ehon-yomukoto

『叢書 児童文化の歴史III 児童文化と子ども文化』(港の人) 編著:加藤 理 鵜野祐介 遠藤 純
60年代から現代までの「児童文化」の歩みをたどる、重要な児童文化論22文献を収録。
日本が高度経済成長を遂げていく60年代から、情報化・消費化が進展する現代までの児童文化論の変遷を見直しながら、「児童文化」とは何か、「子ども」とは何か、を考える。
本書は『叢書 児童文化の歴史』全3巻の完結巻で、1960年代以降今日に至る児童文化研究の重要な論稿22編が解説とともに収められており、前2巻とともに児童文化研究者必携の書です。
執筆者には本学大学院修了生の長村(旧姓古川)明子さんも参加しています。ぜひご一読ください。
#jidoubunka

『チャームアップ・ビーズ!(3) ピンクハートで思いよ、届け!』(童心社フォア文庫) 
作:宮下恵茉 絵:初空おとわ

もうすぐバレンタイン。今年はあたしもあの人に渡してみようかな?
でも翔子さんが父ちゃんにチョコを渡そうとしてることを知って……。
すみれの成長物語、感動の完結編!!
#charm3 

2012年10月13日
 

『講演集 児童文学とわたし(3)』が刊行されました!

児童文学科開設30周年記念行事の一環として、このほど『講演集 児童文学とわたしV』が刊行されました。
毎年5月に開催してまいりました春季児童文学講演会の講演録をまとめた第3集で、2002年度から今年2012年度までのものが収められております。五味太郎、那須正幹、佐野洋子、西巻茅子、富安陽子、岩崎京子、岡田淳、みやざきひろかず、鈴木まもる、原ゆたかの各氏です。また番外編として、元児童文学科教授稲田浩二先生の2007年度秋季学術講演会の講演録も収めました。非売品です。

児童文学科学生・大学院児童文学専攻の院生・児童文学科卒業生の皆様でこの本がほしい方は無料で差し上げますので(送料別)、梅花こども・絵本・児童文学センター(幹事:鵜野祐介 uno@baika.ac.jp)までお申し出ください。
その他の方でもご希望がございましたら上記連絡先までお問い合わせください。
なお、9月27日−10月3日の30周年記念展覧会(心斎橋アセンス5F「ギャラリーアセンス美術」)や11月11日の記念フォーラム(本学D401教室)の会場でもお求めいただけます。ぜひご一読ください。

2012年10月13日
 

児童文学科創設30周年記念 絵本制作展&フォーラムのご案内 8/19追記

梅花女子大学児童文学科は1982年の創設以来、昨年度で30周年を迎えました。
そして大変残念ではありますが、本年度をもちましてその歴史を閉じようとしております。
この節目の年に当たり、児童文学科30周年記念展覧会&フォーラムを開催する運びとなりました。
卒業生の皆様をはじめ、児童文学科にご関係いただきましたすべての皆様に感謝申し上げますとともに、ぜひ記念行事にご参加いただきますようお願い申し上げます。

展覧会
期間:2012年 9月27日(木)−10月3日(水)10:00〜19:00 *最終日は18:00まで
会場:心斎橋アセンス5F ギャラリーアセンス美術(御堂筋線心斎橋駅より徒歩3分)
・展示物:児童文学科学生 卒業制作作品/卒業生の作品(児童文学・絵本出版物、原画、同人誌、小物、他)/教員の作品(富安陽子先生、岡本芳美先生)
・入場無料、予約不要
*「学生制作絵本絵はがき」と『講演集 児童文学とわたしV』を来場された方に差し上げます。

フォーラム
期日:2012年11月11日(日) 13:00〜16:00
会場:梅花女子大学茨木キャンパス D401教室
主なプログラム:
 ☆講演:「不思議への入口」 富安陽子(児童文学作家・児童文学科教授)
 ☆歴代教員・卒業生メッセージ
 ☆スライドショー「卒業アルバムでたどる児童文学科30年の歩み」etc.
フォーラム当日は小梅祭(学園祭)開催中で、スクールバスも運行しております。
児童文学科・こども学科の学生による模擬店や絵本制作展も行われております。
後輩たちの現在をご覧になりながら、懐かしき学び舎の探索をお楽しみください。

★当日託児が必要と思われる人は、鵜野先生のメールに直接お問い合わせください。

<問い合わせ先>〒567-8578 大阪府茨木市宿久庄2-19-5
       梅花こども・絵本・児童文学センター幹事 鵜野祐介
       e-mail: uno@baika.ac.jp fax: 072-643-7997 tel: 0720643-6221(代)

2012年8月19日
 

絵本・児童文学フォーラム2012 児童文学作家×児童書編集者 ブックトークのご案内

児童文学科同窓会では今秋、
絵本・児童文学フォーラム2012 児童文学作家×児童書編集者ブックトークと題して、
『まぼろしの薬売り』の編集担当・榎 一憲氏と、児童文学作家・楠 章子氏の対談を行います。『まぼろしの薬売り』完成までの裏話や、榎氏が担当した他の作品についてもお話いただく予定です。(右の画像をクリックするとチラシPDFがご覧になれます)
またこれに先立って、10月29日には、榎氏が編集した作品を中心に、あかね書房作品の紹介と勉強会をおこないます。よろしければそちらもご参加下さい。詳細

【絵本・児童文学フォーラム2012 児童文学作家×児童書編集者 ブックトーク】
日時:2012年11月23日(金・祝)14:00〜16:00(受付は13:30からスタート)
会場:大阪市立青少年センター KOKOPLAZA 美術工房101(1階) 地図
    JR・地下鉄御堂筋線新大阪駅下車・徒歩すぐ
参加費:無料
参加定員:50人(申し込み先着順)
 ●会場座席数が限られております。事前にお申し込みお願いします。
 ●定員になりしだい、申し込み受付を終了いたします。
 ●申し込み後、体調不良などでキャンセルされる場合は、必ずご連絡ください。
 ●親子参加も可能ですが、マナーを守って開催中は静かにお願いします。

申し込み・問い合わせ先児童文学科同窓会 氷室(ひむろ)まで
メール:
※スパムメール対策のため、メールアドレスは画像にしています。メールアドレスは手入力して送信ください。
お申し込みは11月16日までにお願いします。
募集定員いっぱいになりましたら、申し込みを終了いたします。お申し込みはお早めに。
複数人数お申し込みの場合は、参加申し込み用紙をコピーしてください。
携帯電話メールからお申し込みの場合は、パソコンメール受信可設定にしてください。受付確認メールがとどきません。

メールに下記の内容を書いてお申し込みください。
・参加者氏名(ふりがな)
・連絡先(住所・電話・メールアドレス)
・お子様と一緒に参加される場合は、お子様のお名前と年齢
・講演者に質問など

楠 章子
1996年「ジャンプ・ジャンプ!」で第45回毎日児童小説・中学生向き部門にて優秀賞受賞。2005年『神さまの住む町 』( 岩崎書店)でデビュー。著書に『古道具 ほんなら堂』 (毎日新聞社)、『はなよめさん』 『ゆずゆずきいろ』(ポプラ社)、『ゆうたとおつきみ』(くもん出版)、『まぼろしの薬売り』(あかね書房)、『古道具ほんなら堂2 小さな命とあっちとこっち』(毎日新聞社)など。

榎 一憲
2007年3月、あかね書房に入社。読み物に『バアちゃんと、とびっきりの三日間』(作・三輪裕子/絵・山本祐司)、『あの夏、ぼくらは秘密基地で』『ぼくらは、ふしぎの山探検隊』(作・三輪裕子/絵・水上みのり)、『まぼろしの薬売り』(作・楠章子/絵・トミイマサコ)。「怪異伝説ダレカラキイタ?」シリーズ(作・加藤一/絵・岩清水さやか、こさささこ、スカイエマ)。絵本に「日本の昔話えほん」シリーズ(文・山下明生/絵・西村敏雄、町田尚子、吉田尚令、山本孝)、「乗り物ひみつルポ」シリーズ(作・モリナガ・ヨウ)、「ようかいガマとの」シリーズ(作・よしながこうたく)『なべぶぎょういっけんらくちゃく』(文・穂高順也/絵・亀澤裕也)、『おすしですし!』(作・林木林/絵・田中六大)。写真絵本に『北の馬と南の馬』(写真・文・前川貴行)など。

主催:児童文学科同窓会/子どもゆめ基金助成活動

2012年8月12日
 

出版情報Part4

 

『恋する王子と勝利の演者』(ビーズログ文庫) 作:小椋春歌 絵:加藤絵理子
自由奔放なヴァルダンの王太子・ライに誘われて、モニカはアレクとヴァルダン国王のお見舞いに出発。
ところがその道中、いきなり偽装した軍隊に襲われた!! 
レームの機転でモニカが男に変身して逃げるも、なぜだか命を狙われるハメに。
そんなモニカたちを助けてくれたのは、男だらけの演技集団で――!? 
久しぶりのミラ登場でアレクが華麗に舞い踊る! 変態王子、風雲急を告げる第5弾!!
#koisuruouji5

『初恋ダイアリー デート』(ポプラ社) 作:宮下恵茉・成田サトコ・濱野京子 カバー絵:うっけ
デートの前ってドキドキするね!
ときめきいっぱい初恋物語 デート編
「アイドルをさがせ!わたしだけのアイドル」
「ルミナサクラ」
「アイの花ことば」
#hatsukoi-date

2012年8月9日
 

卒業生の雑誌掲載

卒業生の短編とエッセイが「児童文芸8・9月号」に掲載されました。
短編は怖い話特集です。夏の夜、是非読んで涼んで下さい。

★井上林子(96児)短編「ミラーハウスのお兄ちゃん」
★黒田志保子(94児)短編「うたう町」
★楠章子(92児)エッセイ「私の好きな演劇!」

2012年8月4日
 

出版情報Part3

 

『かなと花ちゃん』(アリス館) 
作:富安陽子 絵:平澤朋子

加奈とお人形の花代が、人形劇の登場人物たちや、お寺の仏像、本物そっくりの生人形など、さまざまな人形たちに出会って、ちょっと怖かったり楽しかったり…。ふしぎなお話。
#kana-hana

『好きってこわい?』(講談社) 
編・作: 令丈ヒロ子  作: 越水利江子・小林深雪・藤木稟・宮下恵茉 (88児)

青い鳥文庫の大人気シリーズ「若おかみは小学生!」の著者である令丈ヒロ子が編者となり、人気作家5人が競演!
小学生のみなさん、これがほんとのこわい話です!
●こわくて泣いちゃいそうだよ 秘密のペンダント 小林深雪
●私のテディベア 宮下恵茉
●フェアウェル城のお姫さま 越水利江子
●蛇(じゃ)喰い猫 藤木稟
●いちごジャムが好き。 令丈ヒロ子
好きには、こわいがひそんでる!
#suki-kowai

『りゅうのぼうや』(佼成出版社) 
作:富安陽子 絵:早川純子

うまれてから みっつめの あさが あけると、りゅうの ぼうやは おおぞらへ えいやっと とびたちました。 
竜のぼうやの小さな冒険物語
#ryuu-bouya

『魔女じゃないもん!2 悪魔の手先にご用心!?』(集英社みらい文庫) 
作:宮下恵茉(88児) 絵:和錆

リセ、悪魔に狙われる!?
魔女の力に覚醒した私は『悪魔』に狙われているらしい。ミュウミュウ、それほんとっ!?
バンビは「リセちゃん、助けてあげるよ。きゅるん」なんて言うけど……。
私、魔女じゃないも〜んっ!!
#majojanai2

2012年7月30日
 

第3回あたらしい創作絵本大賞の表彰式と合評会を行いました

去る7月22日、梅花女子大学F棟において、第3回あたらしい創作絵本大賞の表彰式と合評会が行われました。遠くからご参加いただいた受賞者のみなさま、ありがとうございました。
また、作品を丁寧に合評していただいた審査員の、みやざき先生、富安先生、香曽我部先生、ありがとうございます。

受賞作品の合評会をするというのは、一般的な公募においてもあまりないことです。
本賞にとっても初めての試みでしたが、ひとつひとつの作品について、選考の際に評価された点、あるいは惜しくも入賞に届かなかった理由など、丁寧な講評があり、作者はもちろん創作に携わる人にとっても、とても勉強になる合評会となったと思います。

また今回は、受賞作品をスライドショーで映しながら朗読してもらいました。
黙読しているときとは違った雰囲気があり、楽しかったです。
まわりのお客さんの反応を見ることができたことは、今後の創作の参考になったのではないでしょうか。
ぜひ、次の作品創作に役立てて、また応募していただきたいと思います。

第4回の応募要項はこちらです。ユニークな作品をおまちしています。

2012年7月24日
 

絵本・児童文学フォーラム2012 作品紹介と勉強会のご案内

児童文学科同窓会主催、絵本・児童文学フォーラムでは、11月にあかね書房の編集者・榎 一憲氏と児童文学作家・楠 章子氏の対談を企画しています。
それに先立ち、榎氏が編集した作品を中心に、あかね書房作品の紹介と勉強会をおこないます。

講師・進行役 鈴木 穂波

日時:2012年10月29日(月)18:00〜20:00(受付は17:30からスタート)
会場:大阪市立青少年センター KOKOPLAZA 講義室505(5階) 地図
    JR・地下鉄御堂筋線新大阪駅下車・徒歩すぐ
参加費:無料
参加定員:50人(申し込み先着順)
●会場座席数が限られております。事前にお申し込みお願いします。
●定員になりしだい、申し込み受付を終了いたします。
●申し込み後、体調不良などでキャンセルされる場合は、必ずご連絡ください。
●親子参加も可能ですが、マナーを守って開催中は静かにお願いします。

講師プロフィール
鈴木 穂波(絵本研究家)
大学、大学院で児童文学・絵本を専攻。
中学校図書館などでで勤務後、現在は地域での読書活動や絵本研究を行っている。
児童文学博士号取得。
梅花女子大学・非常勤講師。 著書に、『学校図書館発絵本ガイドブック』(共著、翰林書房)。

紹介予定の本
「日本の昔話えほん」シリーズ(文・山下明生/絵・西村敏雄、町田尚子、吉田尚令、山本孝)、「乗り物ひみつルポ」シリーズ(作・モリナガ・ヨウ)、「よ うかいガマとの」シリーズ(作・よしながこうたく)『なべぶぎょういっけんらくちゃく』(文・穂高順也/絵・亀澤裕也)、『おすしですし!』(作・林木林 /絵・田中六大)。写真絵本に『北の馬と南の馬』(写真・文・前川貴行)。『まぼろしの薬売り』(作・楠章子/絵・トミイマサコ)など。

申し込み・問い合わせ先
児童文学科同窓会 氷室(ひむろ)迄
メール
※スパムメール対策のため、メールアドレスは画像にしています。
メールアドレスは手入力して送信ください。
10月22日までにお申し込みお願いします。
募集定員いっぱいになりましたら、申し込みを終了いたします。お申し込みはお早めに。
複数人数お申し込みの場合は、参加申し込み用紙をコピーしてください。
携帯電話メールからお申し込みの場合は、パソコンメール受信可設定にしてください。受付確認メールがとどきません。

メールに下記の内容を書いてお申し込みください。
参加者氏名(ふりがな)
連絡先(住所・電話・メールアドレス)
お子様と一緒に参加される場合は、お子様のお名前と年齢
勉強会できいてみたいこと

主催:児童文学科同窓会
子どもゆめ基金助成活動

18時スタートなので、お仕事されている方は、開始時刻に間に合わないかもしれません。
その場合は、遅刻してきてもオッケーです。
ゆるりと作品紹介をしはじめていますので、急ぎつつも、ご参加いただけると嬉しいです。

2012年7月24日
 

出版情報Part2


『チュウしたっていいよね?』(WEB絵本) 作:楠章子(92児) 絵:オカダケイコ
小さないのちの誕生。
いろんなことをしてあげたいパパとママ。
でも「あること」がきっかけで、険悪な雰囲気に…。
いったい何が起こったのでしょうか?
http://salutnet.com/publication12.htm#chuu

『まぼろしの薬売り』(あかね書房) 作:楠章子(92児) 絵:トミイマサコ
薬売りの時雨と、おともの小雨。病いにむきあい、旅を続けていくふたり。
けもののふるまいを見せはじめた娘の生い立ち。はやり病いで全滅した村で悪人がねらうもの。
まぼろしの動物がもたらす奇跡…。
そして明らかになる時雨の秘密とは?
http://salutnet.com/publication12.htm#maboroshi

2012年7月24日
 

梅花こども・絵本・児童文学センター設置と同窓会規約改定のお知らせ

このたび、児童文学科の閉鎖に伴い、「梅花女子大学・大学院児童文学会」および「梅花女子大学こども学会」は2012年度末をもって解散し、 2013年度より、現在の「梅花女子大学児童文学・絵本センター」(以下「現センター」)を改組した「梅花こども・絵本・児童文学センター」(以下「新センター」)に一元化することとなりました。 2012年度は移行期間として、児童文学会・こども学会と現センターの活動を合体させて行います。それにより、児童文学会会則に準拠していた児童文学科同窓会会則も改めることとなりましたので、ここにお知らせいたします。

また、この改定に伴い、児童文学科同窓会の年会費は卒業生から徴収しないこととなりました。「梅花児童文学」等機関誌の購読を希望される方は、別途お申し込み下さい。
2013年3月31日までのお申し込みは、「〒567-8578 大阪府茨木市宿久庄2-19-5 梅花女子大学・大学院児童文学会(幹事:鵜野先生)」またはe-mail: uno@baika.ac.jp までご連絡ください。

児童文学科同窓会会則

2012年6月1日
 

第3回あたらしい創作絵本大賞 表彰式と合評会のご案内

先頃入賞者が決定したあたらしい創作絵本大賞ですが、
この度、第3回の入選作品の表彰式と合評会を公開形式でおこなうことになりました。
審査員も参加しますので、どのような視点で作品を選んでいるのかを直接聞くことができる貴重な機会です。
入選作品順に作品合評していきますが、時間があれば、入選以外の作品も先生方に選評していただけます。
みなさんも見にきてみませんか?

※作品合評の事前申し込みが必要となります。
※合評は、第3回に応募いただいた作品に限定します。

[第3回あたらしい創作絵本大賞 表彰式&合評会]
審査員は富安陽子、みやざきひろかず、香曽我部秀幸が出席します。

日時:7月22日(日) 13:00〜15:00(終了予定)
会場:梅花女子大学 F701教室 (大阪府茨木市)
参加費:無料(事前申し込み必要)

申し込み先
参加申し込みフォームよりお申し込みください。
https://main-amini.ssl-lolipop.jp/infomail/index.html
※携帯電話でPCメール受信拒否設定をされている方は、
amini.jpドメインを必ず、受信可設定にしておいてください。

申込時に必要な内容
・参加者名
・連絡先(メールと電話)
・合評作品を希望するしない (第3回に作品を応募した人限定)
メールでお申し込みができない場合は、FAX06-6385-3257 に連絡ください。

申し込み締め切り:6月24日(定員になりしだい締め切り)

会場アクセス
当日はオープンキャンパスの日ですので、オープンキャンパス3月25日のダイヤを参考にしてください。
http://www.baika.ac.jp/access/schoolbus/

2012年5月1日
 

児童文学会・こども学会2012年度春季講演会

毎年恒例となった春季講演会。今年度は「かいけつゾロリ」シリーズでこどもたちに圧倒的な支持を得ている作家、原ゆたかさんを講師にお招きし、下記の要領で開催いたします。
今回は原さんに、こどもたちには聞かせられない「ゾロリ」シリーズの楽屋裏ばなしを語っていただくため、年齢制限を設け、15歳以上の方のみとさせていただきます。
とても貴重な話が聞ける機会ですので是非ご来場ください!

日時: 2012年5月12日(土)13:00〜14:30
会場: 梅花女子大学 澤山記念館
講師: 原ゆたか氏(かいけつゾロリシリーズの作者)
演題: 「かいけつゾロリ」大人だけにこっそり語る創作のひみつ
入場無料 申し込み不要 但し15歳以上の方限定

<原 ゆたかさんのプロフィール>
1953年、熊本県生まれ。小学校時代は東京都北区に、高校時代は兵庫県姫路市に暮らす。20歳でイラストレーターとしてデビュー。1974年、KFSコンテスト・講談社児童図書部門賞受賞。
代表作「かいけつゾロリ」シリーズ(ポプラ社、累計1,350万部)の他に、「プカプカチョコレー島」シリーズ(あかね書房)、「ほうれんそうマン」シリーズ(ポプラ社、イラスト)、「名門フライドチキン小学校」シリーズ(ポプラ社、イラスト)、など。妻は絵本作家の原京子さん。

交通アクセスは大学HPをご覧ください。
お問合せは、こども学科(鵜野)まで  tel. 072-643-6221, fax.072-643-7997,uno@baika.ac.jp

2012年5月1日
 

出版情報Part1

   

『安部公房文学の研究』 (和泉書院)
 作:田中裕之

 ノーベル文学賞候補として何度も名前が挙がった日本の近・現代文学を代表する文学者・安部公房。
 最初期の作品“真善美社版”『終りし道の標べに』から最晩年の作品『さまざまな父』まで、
 徹底した読み込みにより、その独創的な作品世界の成り立ちと意味を解明する。
 http://salutnet.com/publication11.htm#abe

『かばママの はブラシ』 (WEB絵本)
 作:楠章子(92児) 絵:オカダケイコ

 歯を磨けば磨くほど健康に…。
 ほんとにそう?
 絵本を読んで、歯の磨き方にちょっとしたコツを取り入れましょう。
 http://salutnet.com/publication11.htm#kabamama

『恋する王子と身代わりの乙女』 (エンタープライズ ビーズログ文庫)
  作:小椋春歌 絵:加藤絵理子

 本格的な婚約が決まったモニカとアレクは、仲良くペンテレイアへラブラブ旅行……ならぬ
 ご公務に出かけることに。けれどどういうわけか、ペンテレイアに近づいたとたん、モニカの様子がおかしい。
 「アレク、抱っこして♪」
 ――心の中では大歓喜のアレクだが、モニカがこんな(アレクの喜ぶ)セリフを言うはずがない!
 モニカの中身が入れ替わっちゃった!? 変態王子、忍耐の第4弾!!
 http://salutnet.com/publication12.htm#koisuruouji4

2012年5月1日
・プライバシーポリシー